コーヒー豆にもさまざまな産地のものが存在します。
有名どころはブラジルやコロンビア、
ジャマイカのブルーマウンテン、タンザニアのキリマンジェロ…などでしょうか。
そんなたくさんの産地があるコーヒー豆の中で、
忙しい女性にぜひ飲んでいただきたい産地は「エチオピア」です!
なぜこんなにも力説するのか?
よかったらこの記事でご紹介しますので、暇つぶしにぜひご覧になってみてくださいね!
エチオピアってどこ?
まず知らない方が多いのではないでしょうか?
私は「多分、地球の半分から下」くらいの認識でした。←
では実際はどこにあるのか?
画像でわかりやすくご説明しますね。
エチオピアの拡大画像はこちら↓。
エチオピアは、アフリカの北東部にあるアビシニア高原に位置する国です。
アフリカの中では、ナイジェリアに次ぐ人口規模を持つ大国だったりします。
コーヒー豆の特徴
エチオピアコーヒーの特徴は、コクがあり、フルーティ。
そして香り高さも持ち合わせていることから、「コーヒーの貴婦人」と呼ばれます。
有名なモカもエチオピアの豆です。
香り高いので、アイスでもホットでも果実味のあるフルティーさが味わえるのが特徴と言えます。
精製方法
コーヒーの精製とは、種子を包み込んでいる皮や種子の周りのぬめりを取り除いて、コーヒーを乾燥させることを言います。
エチオピアコーヒーの精製方法は基本的には2種類。
「ウォッシュド」と「ナチュラル」というものがあります。
それぞれの精製方法はこちら↓。
ウォッシュド
「水洗式」「水洗処理方法」とも呼ばれています。
果肉を取り除いた後、種子についたぬめりを取り除くために大きな水槽に豆をつけます。
ぬめりは水中微生物による発酵で分解されるので、その後豆を引き上げ、もう一度洗浄して表面に残ったぬめりを取り除き、生豆を取り出します。
最後はナチュラルと同様に天日で乾燥させます。
メリットは苦味や雑味のないクリアな味になること。
デメリットとしては大量の水を使わなければならないこと。
また、発酵が進みすぎないように気温や水温をきちんと管理する必要があることが挙げられます。
ナチュラル
「非水洗処理方法」とも呼ばれます。
収穫したコーヒーの果実を広げて、天日干しにします。
カビや腐食防止のため、転がしたりして乾燥させます。
綺麗なお水が手に入らない地域に多い手法で、エチオピアもこの精製方法を取り入れています。
メリットはフルーティーなコーヒーになること。
逆にデメリットとして挙げるならば、精製過程で不快な味が加わってしまう可能性が高いため、スペシャルティコーヒーとして使える豆が少ないことが挙げられます。
エチオピア産のコーヒー豆をオススメする理由
私がコーヒーソムリエになろうと決意したのもエチオピアのコーヒーを飲んだ時、
「こんなに香りの強いコーヒーがあるんだ!」と驚いたことがきっかけでした。
よく香りを「ジャスミンのような…」「チョコレートのような…」と色々なものに例える記事がありますが、自分自身はあまりピンときませんでした。
ですが、エチオピアのコーヒーをお店でいただいた時、
「これは花の香りがする!」と衝撃を受けた記憶があります。
そこからはずっとエチオピア推し。
カフェ働いていたため、色々な産地のコーヒー豆を毎日毎日飲みましたが、
エチオピアのコーヒーが一番私に合っていました。
個人的な統計ですが、紅茶が好きな方は好きだと思います。
エチオピアの豆はほぼすべてと言っていいほど香りが豊かです。
「酸味がある」というと酸っぱいのかな?と思ってしまう方もいると思いますが、
個人的には酸味がある=フルーツの甘味とジューシーさだと思っています。
逆に酸っぱい豆というのは劣化していたり、焙煎方法が合っていないなどの可能性があります。
エチオピアの豆を飲んでみよう
今までエチオピアの豆の魅力についてお伝えしてきましたが、
結局飲まなければわからないと思います。
そこで、エチオピアの取り扱いをしているショップさんをご紹介します。
こちらでは先ほどご紹介した、「ウォッシュド」と「ナチュラル」の飲み比べもできます!
エチオピアの生産者と二人三脚でつくっているコーヒー豆【Galitebe】
ぜひエチオピアの香り豊かなコーヒーを味わってみてください!
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