今の時期、花粉症が辛いと思っている方も多いのではないでしょうか?
我が子が最近くしゃみを連発する上、水っぽい鼻水まで出てきたので「おや?」と思ったのですが、
実は花粉症は0歳から発症します!
ですが風邪と区別がつかないという方も多いのでは?
今回の記事では子供の花粉症について、風邪との見分け方などを書いていきますので、よかったらお付き合いください。
花粉症の発症時期はなんと0歳から!
私も子どもを産んでから知ったことですが、花粉症は0歳から発症するとのこと。
子どもがくしゃみを連発していると「あ、風邪かな?」と真っ先に思っていましたが、
実は花粉症という可能性も十分にあります!
花粉の飛散時期と種類
まず、関東地方での場合の花粉の飛散時期と種類をみていきましょう。
- 2月~4月…スギ花粉
- 3月~5月…ヒノキ花粉
- 5月~6月…イネ科
- 8月~9月…ブタクサ属(キク科)
- 9月〜10月…カナムグラ(アサ科)
こう見ると冬の11〜1月頃以外はほぼずっとですね、、、恐ろしい。
「特定の時期になると決まってくしゃみや鼻水が出る…」というは、
もしかしたら花粉症の可能性があります。
花粉症の症状
花粉症の症状については下記のようなものがあります。
大人も子供も同じような症状が出ますので、お子さんの様子を見ながらチェックしてみてください。
- くしゃみが長く続く
- 鼻水が続く
- 目を痒そうに擦る・充血している
- 頭が痛いと訴えてくる
くしゃみが長く続く
普通の風邪だと大体3,4日、長くても1週間ほどで治ってくると思いますが、
2週間以上続く場合は花粉症の疑いがあります。
鼻水が続く
水っぽい鼻水が続きます。
下を向いたら垂れてきてしまうことも!
ひどい人だと寝ている時も鼻水が出てしまって眠りが浅くなってしまうこともあります。
目を痒そうに擦る・充血している
とにかく目が痒く、ついつい擦ってしまう。
また、目をこすっていなくても目が充血している場合は花粉症の疑いがあります。
頭が痛いと訴えてくる
中には花粉症により頭痛が出てしまうことも。
頭痛は風邪やそのほかの病気などでも出る場合がありますので、
慎重に様子を見ることが必要です。
風邪と花粉症の見分け方
大きく分けて2つの項目で見分けることができます。
鼻水の色や粘度
まず鼻水の色や粘度をチェックしてみましょう。
風邪の場合は黄色かったり緑っぽく、ネバネバした鼻水になりますが、
花粉症の場合は透明の水っぽい鼻水が出ます。
かゆみ、目の充血
花粉症の場合は、目や皮膚にかゆみが出てきます。
手で顔や体ををこすったり引っ掻いていると花粉症が疑われます。
目は痒みのほかに赤く充血したりもするので、よく様子を見てみましょう。
花粉症の検査はいつからできる?
血液検査が受けられるのは基本的には0歳からでも受けられます!
ですが、1歳未満の子どもの血液検査は検査をしても精度が低く、正しい結果が出ない場合があります。
皮膚検査は1歳から受けられるので、0歳でアレルギーが気になっているわけではないなら少し待ってから皮膚検査か血液検査をするといいかもしれませんね。
子どもの花粉症対処法4選
外に大量に飛散する花粉。その花粉を体の中に侵入させないことが花粉症対策カナメです。
この対処法は花粉症の症状を軽減させる可能性が高いのと、
もし今現在花粉症でない人も、この対処法を実践することで花粉症の発症を防ぐ効果がありますので、ぜひ実践してみてください。
結論から言うと、花粉を家に持ち込まないが一番の対策と言えるでしょう。
具体的に何をすればいいのか、まとめてみました。
- マスクをするか、なるべく外出しない
- 花粉が付着しにくい服を着させて、帽子をかぶらせる
- 建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落とす
- 帰ったらうがい
マスクをするか、なるべく外出しない
年齢によってはマスクをつけさせるのも難しい場合もあるかと思います。
そういった場合は花粉が飛んでいる外にできるだけでない!
これが一番です。
マスクができる年齢のお子さんであれば、マスクをしましょう。
普通のマスクならば花粉を約70%減少、花粉症用のマスクならば、約84%の花粉を減少させる効果があるとされています。
外出する時はマスクをした方が、辛い思いをする確率が減ると言うことですね。
花粉が付着しにくい服を着させて、帽子をかぶらせる
外出時は、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選びましょう。
ウールなどは花粉が付着しやすいので避けた方が良いでしょう。
髪と顔は露出している分、花粉が付着しやすい部分です。
帽子をかぶることで、顔や髪への花粉の付着量を減らすことができます。
建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落とす
家の中に花粉を持ち込まないことが一番です。
建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落としましょう。
帽子もかぶっていたら入る前に一度払ってから入りましょう。
帰ったらうがい
帰ったらまず手洗いとあわせて、うがいもしましょう。
うがいをすることでのどに付着した花粉を体内に入る前に出すことができます。
通常のうがいぐすりが苦くて嫌…というお子さんには、
こちらの苦味の少ないタイプなどがあるので、試してみるのもありです。
花粉症は治らない?
残念ながら、一度花粉症を発症すると、自然治癒はごく稀だそうです。
私自身も花粉症なので悲しい現実です。。
まれに年齢を重ねるとともに症状が軽くなっていく方もいるようではありますが、それも確率としてはわずか。
根本的に花粉症を改善させる方法として、アレルゲン免疫療法「舌下免疫療法」や「皮下免疫療法」がありますが、治療期間が3~5年必要なもののため、根気のいる治療です。
それでも治るならやってみたい…!と言う方はお医者さんに相談してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供の花粉症の対策として実践できるものも多かったと思います。
- なるべく外出を控える
- 花粉が付着しにくい服を着させて、帽子をかぶらせる
- 建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落とす
- 帰ったらうがい
ぜひ花粉症に悩むお子さんを持つ方は試してみてくださいね!
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