ゆったりコーヒー時間の後に残ったコーヒー豆の粉。
「コーヒーかす」や「コーヒーの出がらし」、「コーヒーの出しがら」、「コーヒー抽出かす」などなど、様々な言い方をしますが、その後どうされていますか?
普通はゴミとして捨てることがほとんどだと思いますが、実はもったいないのかも!
消臭で知られる炭よりも約5倍の脱臭効果があるという実験結果もあります。
この記事では、ゴミにしてしまいがちなコーヒーの出がらし活用法について書いていきたいと思います。
コーヒーの出がらしの活用法は?
コーヒー抽出後の豆の残りかすは、「多孔質(たこうしつ)」といって、たくさんの目に見えない小さな穴(細孔=さいこう)が空いている素材なのですが、これによって脱臭効果が期待できます。
では実際にどのような利用方法があるのか、見ていきましょう。
- 水気を切ってから小皿の上に置くだけで消臭剤に
- 完全に乾燥させてから袋に入れて消臭剤に
水気を切ってから小皿の上に置くだけで消臭剤に
コーヒーをドリップした後、水気を切ったかすを小皿に入れておくだけ!
とても簡単で挑戦しやすい方法ですよね。
こちらの方法では1~2日を目安として交換が必要です。通気性の悪いところに数日置いておくとカビが生える可能性がありますので注意が必要です。
完全に乾燥させてから袋に入れて消臭剤に
お皿の上に置いて置けるような場所がない場合は、もう少し長く消臭していて欲しい場合は、完全に乾燥させてから不織布(お茶などを入れる目の細かい布)に入れて封をすることで消臭効果が得られるという方法です。
これならば匂いの気になる靴箱や冷蔵庫などでも活躍してくれそうです。
こちらは乾燥が必要になりますので、下記いずれかの方法で水分を飛ばしてから使用してみてください。
- 新聞紙の上で天日干し
- 電子レンジで水分を飛ばす
- フライパンで炒る
実際にコーヒーの出がらしで消臭剤を作ってみた
今回は水分を切ってお皿に移した場合と、フライパンで炒って水分を飛ばした場合、どちらとも作ってみました!
ただいま実験の真っ最中ですので、結果が出次第こちらの記事で追記させていただきます!
※以下2024/3/1追記
【実験1】水分を切ってお皿に移した場合
コーヒーの出がらし、コーヒーかすを6g取って、小さなお皿の上に平らにして置いてみました。
水分を飛ばし切っていないので、カビ防止のため、ベッドルームに2日間だけ置きっぱなしにしてみました。
【実験1】結果
朝、枕元横にある小物置きにお皿を置いてみたのですが、
1日目は夜、ベットに横になるとコーヒーの香りが。
ゆったりした気持ちで寝入ることができました!
2日目は1日目ほどのコーヒーの香りはありませんでしたが、それでもうっすらとコーヒーが香りました。
初めて試してみたのですが、これはアリです!
個人的にとても気に入ったので、実験開始から2日に1回、コーヒーの出がらしが出たらお皿に移し、ベッドルームに持っていく…というのが習慣化しました。
気になっている方は手軽なのでぜひ試してみてくださいね!
【実験2】フライパンで炒って水分を飛ばした場合
今度はフライパンで炒って水分を飛ばしてみました。
炒るとどんどんふわふわになってきて、結果サラサラに。
粗熱を取ったら、市販のお茶パックの中にいれ、さらに通気性の良い袋の中に入れます。
そしてその袋を下駄箱にin。
1週間様子を見てみました。
【実験2】結果
コチラも思った以上の成果がありました。
コーヒーの香りはしないものの、1週間下駄箱の嫌な匂いを消してくれました!
いつも消臭剤を購入しているのですが、これならば消臭剤をコーヒーの出がらしに変えるのもエコな上、お金もかからないのでいいと思いました。
今後、1週間〜2週間ほどの間隔で新しいコーヒー出がらしに替えて続けていこうと思います。
乾燥させたりお皿に移すのが手間!そんな忙しいあなたにはコレ!
効果があることはわかりました。
でも、乾燥させたり、お皿に移したりと時間や手間がかかってしまいます。
「そんな時間ない!」
「そのまま置いておくと子どもが土と間違えて遊んじゃう…」
など、効果があっても手が出せない方もいると思います。
そんなあなたにはコチラがおすすめです!
乾燥もお皿に移す手間もなく、ポットにそのまま入れるだけ!しかもおしゃれ!
個人的には見つけた時「これこれ!」って思いました。プレゼントにもいいですね。
冷蔵庫内や玄関などでも活躍しそうです。
コーヒーの出がらしでエコな消臭剤を作ってみてくださいね!
その他、こんな活用法も!
調べてみたところ、現在はこのような活用法もありました!
- 肥料
- 虫除け
- 猫除け
- 除草
- 染料
出がらしなのにこんなに使い道があるんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーの出がらしの可能性は無限大!
皆様もぜひ活用法を探してみてください。
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