毎日毎日飽きもせず…抱っこをねだってくる我が子。
抱っこをねだってくれる時期は限られているので、できるだけ抱っこしてあげたい…!というママさんも多いと思いますが…いかんせん重い!!そして日に日にさらに重さを増していきます。
私も子供が生後2ヶ月の頃早々に腱鞘炎になりました。
そんなママさんたちに、どうして腱鞘炎になってしまうのか、またどうしたら腱鞘炎になりにくいのか、対処法などをご紹介したいと思います。
なぜ腱鞘炎になってしまうの?
そもそもですが、なぜ腱鞘炎になってしまうのか。その原因になってしまっていると思われるものを見ていきましょう。
- 日々の抱っこやおんぶ・授乳などの蓄積疲労
- 抱っこの仕方がいつも同じ
- 日々の家事育児の蓄積疲労
- 女性ホルモンの減少
では早速、一つずつ詳しくみていきたいと思います。
日々の抱っこやおんぶ・授乳などの蓄積疲労
毎日のおんぶや抱っこの回数は数えきれない程だと思います。それらの疲労が徐々に溜まり、痛みになってしまうケースが多いのではないでしょうか。
その他にも赤ちゃん時期ですと授乳もしなければならないママもいると思います。
授乳するのにも腕や手首を使用しますので、こちらでも日々の蓄積される疲労があります。
抱っこの仕方がいつも同じ
抱っこをする時、いつも同じ方法で抱っこをしてはいないでしょうか?
ついつい抱っこする時は抱っこの仕方など考えず、泣いている我が子を早く泣き止ませようと焦って抱っこするママが多いと思います。
そうすると同じ場所に疲労が溜まりやすいため、腱鞘炎の原因にもなってきます。
日々の家事育児の蓄積疲労
抱っこやおんぶだけでなく、育児をする上で行う作業には手や手首を多く使用します。
また、子供ができたことで増えてくる家事。特に洗濯物や洗い物も増えますし、清潔を保つために以前よりも頻繁に大物の布団や敷布団などを洗濯することも増えるでしょう。
そういった日々の家事育児による蓄積疲労も腱鞘炎の原因の1つになります。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンのエストロゲンの低下も原因のひとつとされています。
エストロゲンは産後や授乳中に大きく減少します。
そのため、通常通りにエストロゲンが十分に分泌されていれば、手や手首の使いすぎで炎症が起きていたとしても回復が早い。
反対に、エストロゲンが低下している状態だと、修復しきれずに腱鞘炎につながってしまうそうです。
対処法
ではこれらの対処法はなんでしょう?
私のおすすめは以下です。
- 1.こまめに手や手首を休ませる
- 2.ヒップシートを使う
- 3.抱っこの仕方を工夫してみる
- 4.手と手首のストレッチをする
- 5.湿布やテーピングを利用する
- 6.医療機関を受診する
では一つずつ詳しく見ていきたいと思います。
1.こまめに手や手首を休ませる
腱鞘炎の原因は手や手首の使い過ぎからなるものですので、使わずに負担を減らしてあげれば徐々に良くなってくるでしょう。
ですが日々の育児や家事があるのでなかなか休ませるのも難しいと思いますので、
私が一番おすすめしたいのは次項の対策です!↓
2.ヒップシートを使う
みなさま、ヒップシートはご存知でしょうか?
私は出産後、自分が腱鞘炎になるまで知らなかった商品なのですが、大体が首や腰が座ってきて、1人座りができてきた頃から使用できるようになる腰に巻く「赤ちゃんの椅子」のようなものです。
もちろん落下しないように押さえていなければなりませんが、抱っこ紐のように腕を通して背中のバックルを留めて、紐を調節して…という作業がないので、装着すればさっと抱っこすることが可能です。
はっきり言ってこれがなければ私は生き残れなかったと思います。←
それくらいとってもおすすめです!長く抱っこしてあげたい!子供の要望に応えたい!と言う方にはぜひ1つは買っておいてほしいと思います。
3歳になる我が子にも未だに使用しているので、自分に合えば長く使える品物です。
個人的には産後、毎日のように使用していたので、ベビーカーよりも大活躍したベビーグッズです!
3.抱っこの仕方を工夫してみる
産院の助産師さんから伝授していただいた方法だと、
普通抱っこをする手のひらは内側にする方が多いと思いますが、それを外側にかえ、手の甲でお尻を持つようにしてみると疲れにくくなります。
その時の助産師さんは、手をキツネの形にすると良いとも言っていましたので、一度試してみてください!
その他にもお子さんがまだ赤ちゃんの場合は背中を丸くしてあげて、ママの体全体で支えるように抱っこしてあげることも負担がかかりにくくなるのでおすすめです。
4.手と手首のストレッチをする
家事や育児の合間に、手や指を曲げ伸ばししたり、手首を回したりなどしてストレッチを行うことも効果的です。
ただし、痛みがある場合は無理をせず、できる範囲で行なってください。
5.湿布やテーピングを利用する
湿布薬には炎症を鎮める成分が含まれています。
炎症が起きている場所に貼ると、皮膚から有効成分が浸透して炎症が減少し、症状が緩和されます。
また、テーピングやサポーターを使用し、手首を固定し負担を減らすことも有効です。
6.医療機関を受診する
腱鞘炎の症状がひどい時は、整形外科などの医療機関を受診してみましょう。
ただ、もし授乳中のママが受診する際には必ず授乳中であることを医師に伝えましょう。
薬が出た時など、母乳に薬の成分が移行されてしまうことがあります。
そういったことがないよう、医師が服用できるものを選んでくれますので、授乳中の場合は必ず医師に伝えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎日家事や育児に追われているママさんは体もガタガタになりがちです。
抱っこやおんぶは特に手首を酷使しています。
育児グッズに頼ったり、パートナーに相談してできるだけ休ませてもらうなども対策の一つと言えます。
体が第一です!皆さんも今しかない子供との時間を楽しみつつも、休める時に休んでくださいね。
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