実はコーヒーには健康面でのメリットもたくさんあります!
中にはコーヒーの飲み過ぎで中毒症状を起こす人もいるので過剰摂取には注意が必要ですが、アレルギー症状が出てしまったり、過剰に飲みすぎなければ神経質になるほどの問題はありません。
コーヒーとご自身の適切な距離を知って、長く付き合っていってもらいたいので、今回の記事ではコーヒーのメリットについて書いていきます。
コーヒーのを飲むメリットは?
結論を言うと、以下の項目がメリットと言えるでしょう。
- リラックス効果
- 眠気覚まし
- 心臓病・脳卒中・呼吸器疾患の死亡リスク低下
- 体の酸化を抑える
- ダイエット効果
- 運動能力向上
では順番に詳しくみていきましょう。
リラックス効果
コーヒーをゆっくりと飲む時間、心が落ち着いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
仕事中や、家事や育児が終わってホッと一息つく時に飲むコーヒーは、心身ともにリラックスさせてくれます。
コーヒーの豆によりますが、リラックスしているときに出る脳波『α波』が出ることが証明されています。ちなみに実験結果でα波が最も多く出現したのはグァテマラとブルーマウンテンだったとのこと。
マンデリンやハワイ・コナではα波があまり見られなかったなどの結果も出てはいるので、コーヒーの香りすべてにリラックス効果があるわけではありませんが、豆によってリラックス効果が得られるという研究結果でした。
よりリラックスしたいときはグァテマラやブルーマウンテンの豆を使用するか、自分の好きな香りのコーヒー豆を使用するといいですね。
参考URL:全日本コーヒー協会 COFFEE BREAK 『香りから生まれる、 「癒し」と「集中力」。』
眠気覚まし
コーヒーに含まれているカフェインにはの覚醒作用があります。
この作用によって、頭がすっきりして集中力が高まるという効果があります。
仕事中や、朝の時間帯にコーヒーを飲むことで切り替えができるのでおすすめです。
心臓病・脳卒中・呼吸器疾患の死亡リスク低下
国立がん研究センター予防研究グループにより、習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという研究結果が報告されました。(参考URL参照)
炎症を予防する効果のあるカフェインと、酸化を防ぐ効果のあるポリフェノールの相乗効果によると考えられています。
コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸の働きにより、血液もサラサラに!
血管が詰まりにくく、脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれると考えられています。
その他にも、コーヒーに含まれるカフェインが気管支を拡張する作用があります。呼吸器の機能を改善する効果があるとされています。
これらの研究結果を見るだけでもコーヒーを飲むメリットが十分にあると考えられますね。
参考URL:コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について 国立研究開発法人 国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ
体の酸化を抑える
サビと同じ現象である体内の『酸化』。細胞には脂質(脂肪)が多く含まれるのですが、この脂質が酸素と結びついて酸化が起きます。
そして、脂質が酸化してできる『過酸化脂質』は、老化やガンとの関連性があるとされています。
この酸化を抑える成分として、コーヒーにも含まれているポリフェノールがあります。
ワインやお茶などで知られるポリフェノールですが、コーヒーはワインに次いで2番目にポリフェノールを多く含んでいると言う結果が出ています。
ポリフェノールは紫外線による肌のダメージを防ぐ効果もあり、コーヒーを1日2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという実験結果あるほど!
日々忙しくてお肌のお手入れが疎かになりがちなワーママも、コーヒーを飲んでいればシミや老化予防になると言うことですね…すごい!
参考URL:
耳寄りな心臓の話(第28話)『心臓病のフレンチ・パラドックス』 公益財団法人 日本心臓財団
日本経済新聞 日経ヘルス メタボ改善、シミ予防…コーヒーの正しい飲み方
ダイエット効果
ダイエットをしようとしても忙しいと運動する時間も取れませんよね。
コーヒーを飲むと痩せると言うわけではありませんが、コーヒーを飲むと空腹感が抑えられるとの実験結果が出たそうです。
胃が弱い状態では胃が荒れてしまうこともありますので、体と相談しながらコーヒーを飲んで空腹感を減らせたらいいですよね。
胃が痛くなってしまうこととコーヒーの関連性は下記の記事で紹介しています。
→【なぜ?】コーヒーを飲むと胃が痛い!原因と対策をまとめてみました
運動能力向上
コーヒーに含まれるカフェインは、運動能力を向上させてくれます。
また、運動して疲れるまでの時間が延びることが実験結果で証明されています。
疲れにくくなり、運動が長くできると言うことは前項のダイエットにも繋がりますね。
その他にも、コーヒーを飲んだ場合と飲まない場合で、運動中の酸素摂取量を調べたところ、コーヒーを飲んでから運動したときのほうが酸素摂取量がより高くなるという結果が得られています。
酸素を摂取する量が多いと言うことは、運動すると体内の脂肪や糖質と共に酸素を消費しますので、コーヒーはダイエットにも向いている、と言うことになります。
また、利尿効果もあるので、老廃物の排出を促進させる効果も期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
コーヒーにはたくさんのメリット・効果があることがわかりました!
元々コーヒー好きならば朗報ですし、これから健康のためにコーヒーを飲むのもアリですね!
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